以前書いた、「SMARTalk終了決定で悩む。」の後日談です。
古いスマホを固定電話のように使用する「なんちゃって固定電話」のために活用していた、SMARTalk。
「なんちゃって固定電話」を継続させるために、私が考えたSMARTalk終了後の対応策は、3案。
案1 別の050IP電話サービスの利用
案2 povoと、povoの留守電サービスの活用
案3 povoと、留守番電話機能付きスマホとの合わせ技
今年2月、シャープのAQUOS sense9を購入。

そう、選んだのは、案3の「povoと、留守番電話機能付きスマホとの合わせ技」です。
P10liteにはAQUOSの「簡易留守録」のような機能はありませんので、機種変する必要があったのです。
当初から案3がいいかなとは思っていたのです。
ただ、4年以上使用しているsense4は全く不具合を起こすことなく、ずっとご機嫌に動いてるし、第一希望のsense9はそこそこ高価だし、でも中途半端に安価なスマホ買って後悔したくないし、やっぱり案2がいいかなあとか、他にも諸々考え、決断までかなり迷いました。
機種変に踏み切れた要因は、sense4の充電回数が増えてきたこと。
AQUOS senseシリーズの売りは、なんと言っても電池もちの良さ。私のように、電話、メール、LINE、ネット記事閲覧・検索程度の使用方法なら、2日に1回の充電で大丈夫。丸2日充電しなかったこともあります。
しかし徐々に、2日に1回の充電では心許なくなってきていました。
まだ少し余裕があるうちに、機種変しておいた方がいいかも。
そう思って、案3の採用をほぼ決めたのですが、悩んだのが留守電機能です。
SMARTalkの留守電サービスは、着信やメッセージが録音されるとメールで連絡が来るので、すぐに気付けます。
でも、AQUOSの「簡易留守録」は、そこまで親切ではありません。着信やメッセージが残っているかどうかは、スマホ本体を直接確認しなければなりません。
普段から持ち歩いているスマホなら、すぐ着信に気付けます。
しかし「なんちゃって固定電話」は、家に置きっぱなしで確認を怠りがちなので、万が一必要な用件が入っていても、すぐに気付けない可能性があるということです。
povoの留守電サービスなら、その辺りの問題を解決してくれます。
契約すべきかなあとだいぶ考えたのですが、過去にSMARTalkの番号宛にかかってきた電話は、年間で10回もありません。それもほとんどが、勧誘電話です。
もし着信に気付けなかったら、そのときはそのとき。割り切ればいい。
あれこれぐるぐる考えて、案3に落ち着いたというわけです。
AQUOSの「簡易留守録」のような機能を持ったスマホは、同価格帯では見つからなかったので、機種で迷うことはほぼありませんでした。
sense4とsense9では、指紋認証センサーの位置など、諸々違いはありますが、同じAQUOSのシリーズなので、大きな違和感はそれほどありません。使い勝手もよく似ていて、すぐに慣れました。
sense4は初期化・再設定し、「なんちゃって固定電話」として再スタートを切りました。
ネットショップなどに登録していた電話番号を、SMARTalkで入手した番号から、povoで入手した番号に変更し、一連の作業は終了。
なんちゃって固定電話の役割を終えたP10liteは、再び休眠状態に入りました。
sense4とsense9の2台態勢になって、既に数ヶ月。
今のところは、何の問題もありません。満足してます。
ところで。
深夜に緊急連絡が入ってくる可能性はほぼないので、私は毎日寝る前に、スマホの電源を切るようにしています。スマホは電話付きパソコンのようなものですので、定期的に再起動をかけたほうがいいのではないかという、私なりの考えからです。
それに、夜間に電源を切っておけば、最近は減ったとは言え、時間に関係なく鳴る、迷惑ワン切りやSMSの着信音に悩まされなくて済みますから。
P10liteで便利だったのが、自動で電源をオン・オフできるタイマー機能。
なんちゃって固定電話の時も重宝していたのですが、sense4にもsense9にも、タイマー機能はありません。
sense9はともかく、ほぼ着信専用のsense4を、毎日手動で電源オンオフするのはめんどくさい。何とかならないかな。
いろいろ探して見つけたのが、Androidスマホに搭載されている「おやすみ時間モード」。
「設定」画面から、「Digital Wellbeing、保護者による使用制限」をタップし、

「おやすみ時間モード」をタップ。

「おやすみ時間のスケジュール」をタップ、「スケジュールを使用する」を選択して、開始時間と終了時間を設定します。

上図は、毎日22時からおやすみ時間モードを開始、翌朝7時に終了というスケジュール設定です。
設定した「おやすみ時間帯(上図だと22時から翌朝7時まで)」は、ミュート状態になり、着信音が鳴りません。

「カスタマイズ」をタップすれば、アラームと重要な着信のみ着信音を鳴らす設定にすることも可能です。
上図は、おやすみ時間帯は、画面をモノクロに切り替える設定のみ有効にしています。
「おやすみ時間モード」で私の希望する挙動が実現できました。
スマホ再起動は、思い出した時に手動で行ってます。
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