前回の続き。
学生時代の友人で、東京在住のAちゃんの子供たちがやってきたのは、昨年の11月のこと。
その時には既に、義両親を含めた4人で、11月末に草津温泉へ旅行することが決まっていました。
大阪からサンダーバードで敦賀駅まで行き、北陸新幹線に乗り換えて、長野駅で下車して善光寺へ。さらに新幹線で軽井沢駅まで移動し、バスで草津温泉へ。
草津温泉で2泊し、再びバスで軽井沢駅へ。旧軽井沢方面を散策した後、新幹線で東京駅へ。東京駅から東海道新幹線で帰阪、というのが、ダンナが立てたスケジュールです。
スケジュール立案だけでなく、新幹線のチケットやホテル予約など、旅行の一切をすべて彼が手配してくれていました。
旅行出発2週間くらい前のこと。
ダンナから突然、こんな提案がありました。
Aちゃんの都合が良ければ、旅行最終日に私だけが東京にもう1泊し、Aちゃんと会ったらどうか。
きっと積もる話もあるだろうから、とりあえず、彼女の住まいの最寄り駅前にあるビジネスホテルを押さえたので、一晩ゆっくり喋ってきたらいい。
想像もしていなかったサプライズに、本当にびっくりしました。
Aちゃんの子供たちが我が家に来ることになった時、電話で私がAちゃんに言った「Aちゃんも(子供たちと)一緒に来たらええのに」という一言で、このサプライズを思いついたらしいです。
さらに、子供たちの話から、Aちゃんが一時期体調を崩していたと知り、サプライズ決行への思いを強くしたようです。
「せっかく東京へ行くんやから、会えるチャンスやねんから、会っておいた方がええで」
家族旅行の輪から抜けて、私だけが勝手をするようで、ちょっと気が引けたのですが、彼女に会えるという嬉しさの方が勝り、すぐにAちゃんに連絡、彼女も「会いたい!」と即答してくれ、東京での宿泊が正式決定。
ダンナは、既に取っていた乗車券と特急券を、私の分だけ取り直してくれ、両親も「会っておいで」と快く了承してくれました。
ああ、ありがたいなあ。
旅行最終日、Aちゃんと会う日。
東京駅には16時過ぎに到着予定だったので、その時間に合わせ「銀の鈴」で待ち合わせ。しかし私は「銀の鈴」の場所を知りませんでした。
ダンナからだいたいの場所は聞いていたのですが、不安そうな様子の私を見かねたのか、ダンナは「銀の鈴」まで連れて行ってくれ、無事彼女と合流。久々の再会を果たしました。
私だけが待ち合わせ場所に来ると思っていたAちゃん、ダンナだけでなく、彼の両親にまで挨拶することになってしまい、びっくりしてました(笑)。
私も、ひとりで向かうつもりだった銀の鈴まで、まさか連れて行ってもらえるとは思わなかったよ。びっくりだよ。
娘ちゃん同様、Aちゃんもお笑いが大好き(今の推しは、ガクテンソクのよじょうさん)で、時々よしもとの劇場に足を運んでます。
「いつもお笑いを見に行ってるとこを、見てほしかってん」
そう言いつつ彼女が案内してくれたのは、ルミネtheよしもと。
入場はしませんでしたが、小綺麗なロビーでは、芸人さんたちのグッズがたくさん販売されていました。係員の方もたくさんいらして、私、ちょっと目が泳ぎましたわ。
その後、彼女の住む街へ移動、ホテルにチェックインし、近所のファミレスで3時間以上喋る。
ホテルに戻ってからもあれこれ喋ってましたが、さすがに若い頃のように、一晩中話し込むことはできませんでした。
お互い、初老になっちゃいましたからねえ。
翌日、ホテルをチェックアウトしてから、彼女が住む街をあちこち案内してもらった後、喫茶店に入って4時間ほど喋ってました。
Aちゃんはとても話上手で、話の内容も理解しやすいです。
身の回りに起こった出来事を話す時、登場人物と彼らの背景、その出来事に至った経緯、さらに自分の考えなどを、具体的かつ立て板に水のように語ってくれるので、会ったことのない人たちの話なのに、私の頭の中に登場人物が映像化されるくらいです。
聞いていると楽しいのですが、説明や余談も多いので、話がどうしても長くなります。
普段ぼーっと生きている私は、桁違いの情報量の多さに、結構疲れる(笑)。
夕方、新横浜駅から新幹線で帰阪。
Aちゃんは、新幹線ホームまで来て見送ってくれました。
新幹線の中でシュウマイ弁当を食べつつ、なんかすごい日々だったなって思いました。
東京経由での帰阪が決まった時、Aちゃんに会えたらいいなと、心の片隅でちょっとだけ思ったのだけれど、行動に移すことは全く考えていませんでした。ダンナのサプライズがなければ、Aちゃんとの再会は実現しなかった。
会えるチャンスがあるなら、会っておいた方がいい。会えてよかった。
気軽に行き来できる距離ではないし、今度はいつ彼女に会えるかわからない。
もう一生会えない可能性だってある。だって、そんな年齢になっちゃったんだから。
サプライズをお膳立てしてくれたダンナ、私だけ東京に1泊することを快く了承してくれた両親、そして「会いたい!」と言ってくれたAちゃん。
すべてがうまく噛み合って実現したひとときだったと思います。
本当に、ありがたかったなー。




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