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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

ささやかな偶然と、不思議なシステム

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ささやかな偶然

3月、月に1度通院している医院から、電話がかかってきました。
用件は、院長が体調を崩したので、翌日に迫っていた予約日を変更してほしいという内容でした。

診察は後日でもいいので、薬だけ処方してもらえないかと伝えると、看護師対応だが、処方箋発行は可能なので、予約日時に来院下さいとのこと。
当日医院に行くと、いつもは多くの人で賑わっている待合室には誰もおらず、がらーんとしてました。長年この医院に通院していますが、こんな風景は初めて。何だか別の場所に来たようで、待っている間、落ち着きませんでした。

先月末、数ヶ月に1度の割合で通院している歯科医院から、電話が掛かってきました。
用件は、歯科衛生士の都合が悪くなったので、翌日に迫っていた予約日を変更してほしいという内容でした。日程を確認、10日ほど先の日時に変更しました。

本来の予約日だった翌日。
以前の住まいの近所の歯科医なので、晴れていたらバイクで、雨なら電車で行きます。
この日は雨。そして、乗車予定の時間帯に人身事故発生、電車がストップ。

こんな短期間に、複数の医院から予約日程変更依頼の電話がかかってきたこと。
歯医者の突然の予定変更で、本当に助かったこと。
ささやかな偶然ですが、ちょっとビックリしてます。

不思議なシステム

私がダンナと結婚するずっと以前から、ダンナの実家では、家族のお誕生日に回転寿司屋で食事するという習慣がありました。
その習慣は、今も変わらず続いています。

外食の費用を出す担当は、お義父さんと決まってます。

お義父さんのお誕生日が近づいた先日、いつも通り、回転寿司屋でお寿司をたらふく食べました。
そしてお義父さんが、いつも通り、食事代を支払ってくれました。

お義父さんの誕生日のお祝いなのに、費用を出すのはお義父さん。それも、全員分。

私は毎年、「お義父さんの誕生日なのに、お義父さんにごちそうになってる」と言います。
当のお義父さんは、「うちはこういうシステムだから」と笑います。お義母さんもダンナも笑います。

つられて私も笑いますが、何度体験しても、不思議なシステムだなって思います。

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