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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

洗うという発想はなかった。

気泡の入った保護フィルム 雑記
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ダンナの両親、特にお義母さんは、なかなかの個性派です。
私の実母と正反対で、とてもポジティブ。好奇心旺盛で、思いついたことは即行動。決断も早い。どんなことでも、どんな物にでも、自分なりの工夫をこらし、日々の生活を楽しんでいます。
この母にして、この息子ありだなあと、ダンナを見ていてよく思います。

でもお義母さんは、旺盛すぎる好奇心が災いして、想定外のことを時折しでかします。

先日、ひとりで実家に戻ったダンナに、スマホ片手に「こんなんになってん」と訴えてきたお義母さん。
スマホを見ると、保護フィルムには気泡が入り、小さいゴミやホコリみたいなのもいっぱい付いてます。

「これ、どないしたん?」
「あんなあ、(スマホに貼ってある保護用の)フィルム、ちょっとナナメに貼ってあるし、汚れてるし、気に入らんから、剥がしてん」
「はあ?」
「そんでな、中性洗剤使って、洗って、外で干した」
「はあ・・・」
「乾いたから貼ったら、なんかホコリがむっちゃ付いてんねん」

帰宅したダンナ、「ほんまにもう、想定外のことしよるわ。メーカーもそんな想定、しとらへんやろなあ」と、笑いながらぼやいてました。
ダンナは、お義母さんに新しいスマホを手渡す前に、あらかじめ保護フィルムを貼っているので、お義母さんは貼る時の苦労をご存じないんですよね。

結局ダンナは、電気量販店に足を運び、新しいフィルムを購入しましたとさ。

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