2023年6月 ~合葬式墓地の申込み 後編~
墓撤去の施工業者決定
市役所からの退却後すぐ、施工業者をA社に決め、墓撤去工事を正式に依頼しました。
先にも書いたように、A社とB社の見積価格に大きな金額差はなく、どちらにするか迷いました。
ただ、本当に些細なことですが、B社から届いたメールの内容に不安を感じたこと、A社の方が公園墓地に近く、いざという時の対応がより迅速なのではないかと感じたことが、A社に決めた理由です。
申込み、再チャレンジ。
発注後、メールや電話で、A社の担当者であるKさんと何度もやりとりし、見えてきた今後の流れは、以下の通り。
- 市営墓地の返還及び合葬式墓地の申込み
- 墓前法要
- 墓の解体・撤去と骨上げ
- 合葬式墓地へ納骨
まずは、合葬式墓地の申込みが滞りなく受理されるようにしないといけません。
Kさんには、私の方で諸々不備があり、市役所からいったん退却してきたこともお伝えし、アドバイスを頂きました。
前回、市役所で記入するように言われて持ち帰った「墓碑移転届」ですが、公園墓地使用許可証のコピーを添えて、A社から市に提出するとのこと。
市には、「石屋に墓碑移転届と公園墓地使用許可証のコピーを提出済みです」と言えば大丈夫だとのことでした。
不安がる私を、Kさんは「大丈夫です。頑張ってきてください!」と励ましてくれました。
それから数日後、合葬式墓地の申込みと、市営墓地返還手続きの再チャレンジ。
A社からのアドバイスも参考にしつつ、必要書類を揃えて提出、無事受理されました。
市の手続きが完了し、必要書類が郵送されてくるまで、1ヶ月ほどかかるとのことでした。
骨上げの段取り。
プロジェクトの中で、私が一番気になっていたのが、骨上げのこと。
私は、墓前法要が終わったタイミングで、骨上げをするのかと思っていたのですが、Kさんの当初の説明では、どうもそうではないらしい。
それで、詳細を聞いてみました。
骨上げは、お骨が残らないよう完全に収骨するため、墓の解体撤去時に実施。
もし骨上げに私が立ち会わない場合は、A社が実施する。
土や湿気が付いたままでは、合葬式墓地への納骨ができないので、土を落としたり、乾燥させたりといった処理をA社が施した後、私に返却され、そのまま合葬式墓地へ納骨する。
そんな説明を頂け、納得することができました。
また、職人のスケジュールが現段階で不明なこと、さらに、公園墓地内での工事禁止期間(お盆やお彼岸)が、例年より長めなので、はっきりした工事日程をまだお知らせできないが、何とかお盆までに合葬式墓地への移動が完了するよう努めると、Kさんは約束してくれました。
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