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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

郵便局で失敗した話。

郵便局 仕事
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一部入金ボタンからの失敗数珠つなぎ。

銀行のATMには、投入した現金の一部だけを入金したい時に使える「一部入金」というボタンがあります。私はこのボタンを活用する機会が多いです。

例えば、1,000円入金したいが、1万円札しか手持ちがない場合。
1万円札をATMに投入し、処理途中で出現する「一部入金」ボタンを押し、入金希望額(今回は1,000円)を入力すれば、処理完了時に9,000円がお釣りとして戻ってくる、って仕組みです。

数ヶ月前のこと。
ある方の依頼で、私のゆうちょ口座から、1,510円を立替送金したことがありました。
後日、依頼者からいただいたお金を、私の口座に入金するために、通帳だけを持ってゆうちょのATMへ。

預かったのは5千円札と10円硬貨だったので、3,500円のお釣りが必要。先に書いた「一部入金」ボタンの出番です。
しかし、私がボタンを見逃していたのか、何らかの操作ミスをしたのか、そもそも「一部入金」ボタンがなかったのか、そこら辺りの記憶がないのですが、5,010円がそのまま入金されてしまったのです。

あれ? なんで?

頭の中が真っ白になりましたが、気を取り直して、通帳を確認すると、「硬貨料金 110円」という記載が。

硬貨料金

ああああ、硬貨をATMで預けたら、無条件に「硬貨取扱料金」がかかること、すっかり忘れてた。
なんてこった!

一部商品・サービスの料金新設・改定について(新設・改定後の料金)-ゆうちょ銀行

心の中で地団駄を踏みましたが、お釣りの3,500円を出金する必要があるので、いったん帰宅、キャッシュカードを持参して、再度郵便局へ。

郵便局に到着した時に、窓口で手続きすれば手数料不要で引き出せるのに、印鑑を持参しなかったことに気が付いた・・・。
さらに、ゆうちょは通帳だけでATMから出金できることも思い出した。

キャッシュカードじゃなく、印鑑を持ってくるべきだったのです。

もう何だかどうでもよくなってしまい、再度手数料を払って、ATMで3,500円出金しましたとさ。

荷物を取り戻せ!

ゆうパックなどのあて名ラベルを作成・印刷することができる、日本郵便の公式スマホアプリを、時折利用しています。
送り状を手書きする必要がないし、出荷履歴も残るので、便利です。

Not Found
https://itunes.apple.com/jp/app/ri-ben-you-bian/id487103277?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

さて、やはり数ヶ月前のこと。
A社の社長さんに依頼され、A社の所在地である大阪市内から、四国のB社宛てに荷物を発送することになりました。
私は自宅(大阪市外)で作業していたため、日本郵便アプリでゆうパックの送り状を作成、自宅の最寄りの郵便局に荷物を持ち込みました。

手続き完了は、午後4時半ごろ。

約1時間後、ふと送り状の控えを見直して、びっくり。
本来は、発送元欄がA社、届け先欄がB社であるべきところ、発送元欄がB社、届け先欄がA社となっていたのです。

あまりの初歩的なミスに、一瞬、頭の中が真っ白に。

このまま放置すると、荷物はA社に届いてしまいます。
さらに、A社の事務所は不在がちなので、なかなか受け取ってもらえない可能性も。

何とか荷物を取り戻さないと。

荷物を持ち込んだ郵便局は、既に営業終了の時間でしたが、ダメ元で電話をかけて問い合わせてみました。
しかし、荷物は集配郵便局に出てしまった後。応対してくれた方が、問い合わせ先の電話番号を教えて下さいました。

教えてもらった電話番号にかけてみると、「取り戻し請求書が必要です」と言うだけの、何とも頼りない対応。
もう直接確認するしかないと思い、ダンナに車を出してもらって、集配郵便局のゆうゆう窓口へすっ飛んで行きました。

窓口で事情を話すと、電話でも聞いていた「取り戻し請求書」への記載を求められ、返送先を私の自宅にして提出。荷物がどうなったかは電話連絡するという説明を受け、帰宅。
待っていれば、その場で取り戻せるかもしれないと期待していたので、がっかり。

ネット上の荷物追跡画面を注視していましたが、その日は動きがなく、郵便局からの電話もなし。
翌日、荷物追跡画面を確認すると、A社の最寄りの集配局に到着したという履歴が上がっていて、ガックリ。

その後の情報がなかなか上がってこず、本当にヒヤヒヤしましたが、「差出人に返送」という履歴が上がってきた時は、ホッとしましたねえ。
翌日、無事に私の手元に荷物が戻ってきて、本当に安心しました。

荷物追跡画面
そのときの履歴情報一覧。荷物が四国に行ってしまったらどうしようと、ほんとにドキドキした。

その後、同じ間違いを起こさないよう、アプリ画面と、出力された送り状を、しつこいくらい見直すようになったのは、言うまでもありません。

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