一部入金ボタンからの失敗数珠つなぎ。
銀行のATMには、投入した現金の一部だけを入金したい時に使える「一部入金」というボタンがあります。私はこのボタンを活用する機会が多いです。
例えば、1,000円入金したいが、1万円札しか手持ちがない場合。
1万円札をATMに投入し、処理途中で出現する「一部入金」ボタンを押し、入金希望額(今回は1,000円)を入力すれば、処理完了時に9,000円がお釣りとして戻ってくる、って仕組みです。
数ヶ月前のこと。
ある方の依頼で、私のゆうちょ口座から、1,510円を立替送金したことがありました。
後日、依頼者からいただいたお金を、私の口座に入金するために、通帳だけを持ってゆうちょのATMへ。
預かったのは5千円札と10円硬貨だったので、3,500円のお釣りが必要。先に書いた「一部入金」ボタンの出番です。
しかし、私がボタンを見逃していたのか、何らかの操作ミスをしたのか、そもそも「一部入金」ボタンがなかったのか、そこら辺りの記憶がないのですが、5,010円がそのまま入金されてしまったのです。
あれ? なんで?
頭の中が真っ白になりましたが、気を取り直して、通帳を確認すると、「硬貨料金 110円」という記載が。
ああああ、硬貨をATMで預けたら、無条件に「硬貨取扱料金」がかかること、すっかり忘れてた。
なんてこった!
心の中で地団駄を踏みましたが、お釣りの3,500円を出金する必要があるので、いったん帰宅、キャッシュカードを持参して、再度郵便局へ。
郵便局に到着した時に、窓口で手続きすれば手数料不要で引き出せるのに、印鑑を持参しなかったことに気が付いた・・・。
さらに、ゆうちょは通帳だけでATMから出金できることも思い出した。
キャッシュカードじゃなく、印鑑を持ってくるべきだったのです。
もう何だかどうでもよくなってしまい、再度手数料を払って、ATMで3,500円出金しましたとさ。
荷物を取り戻せ!
ゆうパックなどのあて名ラベルを作成・印刷することができる、日本郵便の公式スマホアプリを、時折利用しています。
送り状を手書きする必要がないし、出荷履歴も残るので、便利です。
さて、やはり数ヶ月前のこと。
A社の社長さんに依頼され、A社の所在地である大阪市内から、四国のB社宛てに荷物を発送することになりました。
私は自宅(大阪市外)で作業していたため、日本郵便アプリでゆうパックの送り状を作成、自宅の最寄りの郵便局に荷物を持ち込みました。
手続き完了は、午後4時半ごろ。
約1時間後、ふと送り状の控えを見直して、びっくり。
本来は、発送元欄がA社、届け先欄がB社であるべきところ、発送元欄がB社、届け先欄がA社となっていたのです。
あまりの初歩的なミスに、一瞬、頭の中が真っ白に。
このまま放置すると、荷物はA社に届いてしまいます。
さらに、A社の事務所は不在がちなので、なかなか受け取ってもらえない可能性も。
何とか荷物を取り戻さないと。
荷物を持ち込んだ郵便局は、既に営業終了の時間でしたが、ダメ元で電話をかけて問い合わせてみました。
しかし、荷物は集配郵便局に出てしまった後。応対してくれた方が、問い合わせ先の電話番号を教えて下さいました。
教えてもらった電話番号にかけてみると、「取り戻し請求書が必要です」と言うだけの、何とも頼りない対応。
もう直接確認するしかないと思い、ダンナに車を出してもらって、集配郵便局のゆうゆう窓口へすっ飛んで行きました。
窓口で事情を話すと、電話でも聞いていた「取り戻し請求書」への記載を求められ、返送先を私の自宅にして提出。荷物がどうなったかは電話連絡するという説明を受け、帰宅。
待っていれば、その場で取り戻せるかもしれないと期待していたので、がっかり。
ネット上の荷物追跡画面を注視していましたが、その日は動きがなく、郵便局からの電話もなし。
翌日、荷物追跡画面を確認すると、A社の最寄りの集配局に到着したという履歴が上がっていて、ガックリ。
その後の情報がなかなか上がってこず、本当にヒヤヒヤしましたが、「差出人に返送」という履歴が上がってきた時は、ホッとしましたねえ。
翌日、無事に私の手元に荷物が戻ってきて、本当に安心しました。
その後、同じ間違いを起こさないよう、アプリ画面と、出力された送り状を、しつこいくらい見直すようになったのは、言うまでもありません。
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