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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

東伊豆旅行と、伊東市。

旅行
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5月下旬、会社員時代の友人と、1泊2日で東伊豆方面へ出かけました。
彼女と一緒に旅するのは、数十年ぶりです。

友人が旅行プロデューサー兼ツアコンを務め、何から何まで彼女が全てお膳立てしてくれ、私はそれに乗っかるだけというパターンは、数十年前と変わりません。
熱海駅まで新幹線、その後は電車とバスを駆使し、1日目は大室山へ。伊東市内で1泊し、2日目は城ヶ崎海岸へ。熱海駅から新幹線で帰阪、というスケジュールです。

大室山
大室山山頂へはリフトを利用。徒歩では登れません。
大室山
大室山山頂からの景色。くぼんでいるのは、噴火口跡です。
大室山
リフト、楽しかった。距離も結構あります。
城ヶ崎海岸
城ヶ崎海岸。
城ヶ崎海岸
迫力あります。
城ヶ崎海岸
門脇吊橋。旅行ガイドブックにもよく紹介されている吊橋で、友だちはここが目当てだったらしい。

初めてのチケットレスでの旅。おばちゃん2人が、改札口であたふたしたことも、よき思い出。

2日とも現地ではとてもいい天気で、暑いくらいでした。
特に電車は、車窓の風景が自然豊かで気持ちが良かったです。海は見えるし、新緑の山中を走るし、目が離せませんでした。

東伊豆方面とはいえ、目的地は両方とも伊東市内です。
その昔、関西地方でも流れていた、ハトヤのCM。特に私達の年代だと、「伊東市=ハトヤ」というイメージが染みついてます。実際、電車の中から「サンハトヤ」が見えた時は、ちょっとテンションが上がりました。

CMのイメージが強すぎて、現在も伊東は観光客が多くて賑やかなのかなと思っていました。
しかし、伊東駅前は、何だか閑散としています。平日の昼間とはいえ、ちょっと寂しい。

帰阪前に、おみやげを買うため、熱海駅周辺を少し歩きましたが、ビックリするほど賑やかです。
駅の大きさが違うので、単純に比較はできませんが、それにしても差がある。

今回旅してみて、観光地化しすぎていない伊東って、とてもいい所だと思えました。
熱海から電車で1時間ほどの距離。電車の本数は多くないけど、熱海がなくしてしまったものは、たぶんまだ伊東には残ってると思う。
伊東ならではの良さを生かし切れてないような気がする。もったいないなあ。

ところで。

1日目、バスで大室山に向かっている時のこと。
車窓の景色をぼんやり眺めていると、選挙ポスターの掲示板があり、2枚のポスターが貼られてます。
この辺りで近々選挙があるんだなあと思っていたら、選挙カーを止め、マイクを握って演説をしている女性候補者を見かけました。

旅行後の最初の日曜日、伊東市長選挙が実施され、私が見かけた女性候補が当選したことをニュースで知りました。

それからしばらくして勃発した、例の学歴詐称疑惑。
いつまでもワイドショーあたりが食いついているので、未だにこちらでもニュースに触れる機会があるのだけれど、市長の姿勢を見ていると、もういい加減にしてほしいなって個人的には思ってます。

せっかく伊東市にいい印象を抱いたのに、楽しかった思い出がちょっと汚された感じがして。

もちろん、この騒動で一番お気の毒なのは、伊東市民の方々ですが、何とか早く落ち着いてほしいなあ・・・。

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