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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

ジェネリック医薬品不足、まさか私にまで影響が及ぶとは。

ジェネリック医薬品 びっくり
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ジェネリック医薬品との付き合いのきっかけ

10年ほど前のこと。
当時40代後半だった私、更年期の真っ只中。当初は「命の母」で乗り切れていたのですが、無気力や倦怠感が慢性化、体が思うように動かず、どうにもこうにもならないので、とうとう婦人科へ。

当初は、更年期症状の緩和が期待できる漢方薬だけの処方だったのですが、血液検査の結果、「更年期もしんどいかもしれんけど、(悪玉)コレステロール値が高すぎるから、下げんといかんわ」と言われ、脂質異常症(高脂血症)の薬であるメバロチンを追加処方されました。

血液検査
初めて婦人科に行った時(約10年前)の血液検査の結果。

処方箋を持って調剤薬局に行くと、「成分は全く同じですし、これからしばらくは継続して服用されることになるでしょうから、価格も安い方がよいのでは」と勧められたのが、ジェネリック医薬品。

こうして、漢方薬とジェネリック医薬品との付き合いが始まりました。

数年前に、漢方薬の服用は不要になりましたが、脂質異常症の薬は今もずっと服用しています。
善玉コレステロール値は少し低め。悪玉コレステロール値は、基準値の上限値辺りをウロウロ。たまに、悪玉値がちょっと低いなと思ったら、中性脂肪値が爆上がりと、値が不安定なものですから。

ジェネリック医薬品の不足の理由

先日、行きつけの調剤薬局で処方箋を提出して待っていると、薬剤師さんが私のそばにわざわざやってきました。

「すみません、いつもの薬ですけど、今ジェネリックが不足してるんで、正規品のメバロチンを処方してもいいでしょうか?」

価格は少し上がってしまいますが、正規品の服用ですから、問題はありません。
変更を了承し、薬を受け取る際に不足の理由を聞いてみましたら、「ジェネリック医薬品製造メーカーの不祥事の影響」とのこと。

最近、複数のジェネリック医薬品製造メーカーでゴタゴタがあった影響で、製薬会社に国の検査が入っている。
ゴタゴタがあった会社では、薬の製造が滞っている、もしくは、製造がストップしている。
薬の不足分は、別の会社が分担して製造しなければならなくなり、安定供給が難しくなった。

薬剤師さんの説明を要約すると、こんな感じでした。

帰宅して調べてみると、確かに、ジェネリック医薬品の供給不足のニュースが見つかりました。

医薬品製造メーカーの不祥事は認識していたのですが、まさか私にまで影響が及ぶとは想像していなかったので、ちょっとビックリしました。
供給量が元通りになったら、またジェネリックに戻しますからと、薬剤師さんはおっしゃってましたが、どうなるんでしょうねえ。

ええ、ええ、私の場合は、薬を飲まなくてもよいように、食生活を摂生し、適度な運動をすればよいのですけどね・・・ええ、わかってるんですよ・・・でもなかなかね・・・。

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